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医療トピック「医療案内=よくある質問、疑問にお答えします」に(犬のマウント(マウンティング)行為について、私の思うこと)更新。【HP掲示板】「避妊手術・去勢手術関連のお話(リンク一覧ページ)」にも、項目追加しました。

2015年06月21日

今回は犬のマウント(マウンティング)行為です。

わりとマウントについての相談は、なかなか飼主様もしづらく思われる方もいらっしゃるようで、相談のタイミングを考えているうちに時が経ってしまったということもあるようです。

誤解や誤噂も横行している気がするので、「そもそもマウントとはなんじゃ?」から書きました。

医療トピックからだと見つけにくい、見づらいとのお声もありますので、このページにも医療トピックと、ほぼ同じ内容文を記載しました。

ご覧になりやすいほうでご覧頂ければと思います。

「医療トピック」のページでの閲覧はこちら
犬のマウント(マウンティング)行為について、私の思うこと

医療トピック」は、他にも色々情報のせてあります。

では本題です。

◆ 犬のマウント(マウンティング)行為について、私の思うこと

犬のマウント行為(マウンティング)とは、自分が上(上位の存在)との意思表示・遊びからの興奮・性的本能が原因で行うそもそも犬の本能的な行為なのです。

が、人間との共存生活を送るには「しぐさ・・・」から問題行動となる?・・・です。

ここで、言葉としてのマウント(mount)について
(英語って幅広く解釈はありますが)
登る・乗る・またがる
パソコン用語では、パソコン等に周辺機器を認識させ操作すること
格闘技などでは、相手の上に馬乗りになること
とまぁこんなところですね。

さぁ言葉の入れ替え遊びをしてみましょう。

パソコン等(飼主様含む人間及び他犬さん)に、周辺機器(自犬が上であること)を認識させ操作(自犬の思いのままに)すること

格闘技など(生活の中)では、相手(飼主様含む人間及び他犬さん)の上に馬乗りになること

むむっ解りやすいと思ったがかえってややこしくなったか?・・・

生後3ヶ月くらいの仔犬は似たような行為をしますが上に乗るだけで腰は振りません。

じゃれ合いながら前肢を咬みあう行為と同様に、社会性を持つ犬の正しい行動ですので、全く問題はなく、複数頭飼育による犬社会(対犬)での社会性獲得、順列、上下関係の構築というメリットとなるので抑止する必要はありません。

そしてメス犬もマウント行為はします。

飼主様からみると「えっ!女の子なのに~」とショックを受ける方もいらっしゃるようですね。

変態では無いですよ。

脚を上げて排尿するメス犬のバージョンアップと私は考えています。

人間に例えるなら、中学の新1年生女子で生徒会長に立候補しちゃうタイプって感じです。

良く言えば自主性が有る、悪く言えば気が強い?です。

性質の問題なので以降の【しつけ・指導】の方法判断ポイントとも推察できます。

初めにも述べましたが、犬のマウント行為(マウンティング)とは、自分が上(上位の存在)との意思表示・遊びからの興奮・性的本能が原因で行うそもそも犬の本能的な行為なのです。

とりあえず第2次性徴までに去勢手術・避妊手術を実施していれば、かなり抑制できるのですが完全では有りません。

グットタイミングで手術したのにも関わらずマウント行為をする場合は、犬が悪いのでは無く本能が強いのですから、飼主様も「お願い」するつもりで【しつけ・指導】をガンバリましょう!!

オスの場合はマウント行為が始まってから去勢手術を実施しても多分自然矯正はできません。

矯正したい場合は手術直後からの【適切なしつけ・指導】が必ず必要です。

そもそも本能的な行動ですので、行為自体の「良し悪し」は飼主様の考え方次第なのですが、空気を読んだ行動、すなわち、場所を選んだり、「お客様や子供、老人に、してはいけない」は犬には無理です。

そこまで犬は判断も理解もできません。

しかし、犬(去勢・避妊している犬、もしくは去勢・避妊していない犬)は、「人間にしてはイケナイ」に関しては、必ず教えられます。(対象の統一)

それならば犬は理解できます。

家族内で特定の相手にだけする場合は、犬自身が決めた順列で、犬が自らの考えでしている訳ですので、【飼主様からのしつけ・指導】を理解している訳では有りません。(誤解のないように)

そして、オス犬は人間と違い、メス犬の発情臭から性的に興奮するので、勝手に“その気”にはなりません。

もちろん人間の女性臭にも興奮しません。

季節で凶暴になる訳でも有りません。

オオカミやライオンだって弱いオスはメスに選んでもらえず交尾(セックス)はできませんし、もちろん凶暴にもなりません。
それでは群れから追い出され生きていけませんから。

したがってストレス(性的欲求不満)から犬がオカシクなる事もありません。

もし仮に隣の家に発情中のメスがいれば恋こがれて2・3日食欲が無いかもしれませんが、恋の病草津の湯という事ですので、それは正常です。

飼主様の中には、オス犬はストレス(性的欲求不満)からオカシクなる?とお考えになり、ぬいぐるみ等を与え、行為を助長しているというお話も、時折聞いた事がありますが、射精までさせると獲得学習となり癖になるようですので私は決して勧めません。

全く気にしないと言う飼主様もいらっしゃいますが、優位性を示す行為でも有るので他の問題行動の誘引にも成り得ることも、お忘れなく。

正しく理解し、去勢手術・避妊手術や、しつけ・指導により十分にコントロール可能で、十分に犬は幸せに暮らしていると私は思います。(私は犬になった事は無いので絶対では無いのかな?ですね、ペコリ)


【HP掲示板】
「避妊手術・去勢手術 関連」のお話はコチラ
これは↑避妊手術・去勢手術の情報関連リンク一覧ページです
(HP掲示板からも閲覧できます)


【HPお知らせ版】
仔犬の社会化→しつけ・教育→「生まれ?育て?」
お散歩についてのお話も入っています


【HPお知らせ版】
勝手にドン・ペット・クリニック推薦図書
「犬の本音がこんなにわかる!」(2014)芸文社



P.S
私の中高大学時代の愛犬であったドン・ペット・クリニックの「どん」は未去勢オスで散歩・庭、以外は室内自由で暮らしていましたが生涯ずっと姉の友人(若い女性)には玄関に入るなりマウント行為をしようと狙っていました。
彼にとっては家に入ってくる他人、特に弱そうに見える人?に家人としての優位性を示す必要があったのでしょう。
それ以外はボーっとした犬でしたので私も家族も全く問題にはしていませんでした。
年に2回は散歩中に発情中のメス犬の玄関先で30分でも動かず、私が気まずい思いをしたものでした。
「どん」は最老年期を迎える前に口腔内腫瘍(扁平上皮癌)で亡くなってしまったので、最老年期以降の未去勢オスについては私も実経験は有りません。

 

 

 

 

 

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