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医療トピック「ちょっと気になる情報」に〈動物病院の薬、犬用量?猫用量?薬の使い方〉更新しました。

2015年12月20日

日々の診察の中でこれまた気になっている事のひとつです。

それなりによくある例です。
「この仔、どうやら膀胱炎らしくて・・・前に私が膀胱炎になった時に、お医者さんからもらった薬が残ってたんですね、だから少しでも早く楽にしてあげたくて昨日10分の1に割って飲ませました、私の体重のちょうどそれ位だから・・・小さいから大変だったけどちゃんと気をつけました」
との飼主様のお言葉。

こんな時、私は内心(あ~なんて伝えようかな~、膀胱炎と決めてるのもだし、薬の量も人間の体重換算とは限らないんだよな~、ズバッと言ったらどうなるかな~、でもな~お茶を濁すわけにはいかないからハッキリ伝えなきゃ)と、葛藤します。

(スタッフ曰く「十分ズバッです、葛藤してたんですか?」だと、一応伝わりにくいかもしれないけれど自分の中では葛藤してるんだなこれが)

話戻して、案外上記のような誤解をしている飼主様は多いみたいだな、と感じています。

なので、しっかり知っておいた方が良いこととして、前に〈薬の正しい使い方〉記2012,6月でも軽く触れましたが、あえて今回「動物病院の薬」として独立ページを書きました。

医療トピックからだと見つけにくい、見づらいとのお声もありますので、このページにも医療トピックと、ほぼ同じ内容文を記載しました。

ご覧になりやすいほうでご覧頂ければと思います。

「医療トピック」のページでの閲覧はこちら
〈動物病院の薬、犬用量?猫用量?薬の使い方〉

医療トピック」は、他にも色々情報のせてあります。

◆「動物病院の薬、犬用量?猫用量?薬の使い方」

動物病院で処方する薬の約80%はヒトの処方箋医薬品です。

これを獣医師が裁量権により動物さんに処方しています。

投薬量はヒトとは全く異なることが多く、犬と猫でも当然異なります。

麻酔薬では猫の用量で牛が寝てしまう薬もあるほどです。

ここで飼主様からよく受ける御質問としては「薬の量が足りないかもってことですね。でもそれは薬の効果がない、効かないだけで害もないってことで、逆に安全ですよね?」です。

答えはNO!

効果を得られない量の薬、または効果を期待できない内容の薬=無害、ではありません!

最近はインターネットの普及により、飼主様が国内外から薬を(処方箋医薬品ですら)入手可能になったようですが、薬は表裏一体で簡単に毒にもなってしまいます。

サプリメントも同様です

何はともあれ、例えば飼主様が50kgで、うちの仔は5kgだから1/10量ではありません。

安易なヒトの体重割りは、危険かつ意味のない冒険です。

止めておくのが絶対に無難です!


■関連トピック↓

【HPお知らせ版】
薬の正しい使い方

記2012,6月

【HPお知らせ版】
薬の副作用とは

記2012,6月

【HPお知らせ版】
ジェネリック医薬品について

記2012,6月


※最後に

昔々、パラケルスス(1493~1541)という「毒性学の父」と呼ばれた人が16世紀にいました。

残した言葉で有名なのが「全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ」 です。

量だけとは現代においては言えませんが、薬を正しく使用するということを肝に銘じる言葉であると思います。

気をつけようね。

 

 

 

 

 

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