お知らせ詳細

ホーム > 

ページタイトル
重田先生の医療トピック
オンラインストア動物ナビ
Twitter title
Twitter bottom
窓上

医療トピック「医療案内=よくある質問、疑問にお答えします」に〈猫の発情、今昔の違い〉更新。【HP掲示板】「避妊手術・去勢手術関連のお話(リンク一覧ページ)」にも、項目追加しました

2016年02月20日


今回のお話は、初めて仔猫を飼った方や、大人年齢に達していて避妊手術・去勢手術を受けていない猫さんを飼っている方達からよく受ける御質問に対してのお話です。

「うちの猫、真冬(真夏)なのに発情しちゃったっぽいんですけれど、ねこって普通は春と秋が発情シーズンですよね。うちのネコ、季節はずれの発情?それとも他の病気?」といった内容です。

診療中にお話している「現代の猫の発情の正しい認識」を書きました。

医療トピックからだと見つけにくい、見づらいとのお声もありますので、このページにも医療トピックと、ほぼ同じ内容文を記載しました。

ご覧になりやすいほうでご覧頂ければと思います。

「医療トピック」のページでの閲覧はこちら
猫の発情、今昔の違い

医療トピック」は、他にも色々情報のせてあります。

では本文

◆猫の発情、今昔の違い

基本、猫という生き物は季節繁殖動物です。

日の長さが延びる春~夏になると、メス猫の卵巣が活動をはじめ、発情期を迎えます。

一方、日が短くなる晩秋になると、メス猫の卵巣機能が停止し、無発情期となります。

対してオス猫は、単独では発情を示すことは有りません。

ドン・ペット流に説明すると、綺麗な「お姉さま猫」がいても、オス猫はエッチなことを人間のように妄想しないが、誘われれば「いつでもOK!待ってましたー」って感じ。

つまり発情しているメス猫の存在がなければ、オス猫は性的な欲求は生じないと考えられています。

ひっくり返せば、メス猫が発情を示すことによって、オス猫は1年を通して交尾を行うことが可能って事でありんす。

よって猫は、特定の季節に限られた女の子の発情周期の発現に交尾が左右されますので、結果、季節繁殖動物になるわけです。(男はいつでもOK!なんて少し悲しいお話ですね、いや男子たるものいつでも準備OKってか?)

簡単に言うと
温かくなってきたわ~、なんか子猫生んでも育てやすそうだわ~、そろそろ妊娠OKの体になりましたヨー(メス猫さんの発情)→は~い!わっかりました応えましょう(オス猫さんの心情)→めでたく交尾(交尾排卵)→妊娠→約60日~70日後、じゃーん出産!

でもね、これは昔の話、つまり漫画のサザエさんの「タマ」のように屋根の上・塀の上・縁側、ほぼ外で暮らしている、もしくは完全外猫、(現代においては、例えば大田区の京浜島や城南島で自然と密接に暮らしている猫)の話です。

さすがに交尾や妊娠期間等は今も昔も変わりませんね

今は室内飼いが増えたでしょ、夜間も明るい部屋で暮らしています。

日の長さ・日照時間なんて・・・なんじゃらホイホイ?状態。

したがって一年を通じて発情期がみられる傾向です。

ネコなりに人間に歩み寄って仲良く暮らしてるってところでしょうか。

―――ついでの発情にまつわるお話

【メス猫さんは】

生後6~10ヶ月齢で最初の発情を示しますが、出生月によって変動が大きく、かなり個体差があります。

発情は、交尾排卵であるため7~10日間続いた後、交尾がなければいったん消失し、これを2~3週間隔で繰り返します。
繰り返しは個体差が有りダラダラとつづく猫もいればスッと終わる猫もいるようです(私の経験談)。

付録1:交尾排卵とは、発情期にエッチをする=チンチンが入ると刺激で排卵が起きるって仕組みですので、ほぼ確実に妊娠します。

付録2:発情を終了させる目的行為として綿棒等でエッチ=外陰部を刺激して排卵させる・・・とか書いてあることも有るようですが、実際は「ホントかよ、できるものならヤッテミロ」と私は思います。

【オス猫さんは】

オス猫の繁殖供用開始は9ヶ月齢以上であり、通常は12ヶ月を要し、体重は3.5kg以上が理想的です(これは子作りが目的の男子のことです)。

付録1:交尾をさせないor避妊手術や去勢手術を施さないと精神的に「性的ストレス・おかしくなる」とか書いてあることも有るようですが、私はそれは無い!と思います。
野生動物でもフラレます、出会いの機会も少ないです、人間のフーテンの寅さんも恋してフラレるけれど気は狂いません、猫でも勿論それくらいの能力は有ると思うな。

付録2:オス猫のスプレー排尿行為は、マーキング行為すなわち縄張りの主張ですので、発情メス猫に対する反応以外でも生じます。

―――では避妊・去勢手術の必要性は?

私は必要と考えます。

現代社会で人間と共に暮らす上で私達が国に税金を払う様に「していただかなければ」双方に不自由が生じると考えるからです。

ねこ様、一緒に楽しく暮らすために手術を受けてください、お願いしますって事ですね。

◆関連トピック↓

【医療トピック版】
犬と猫の去勢手術・避妊手術の必要性

【医療トピック版】
犬と猫の去勢手術・避妊手術の時期=生後どれくらいが良いの?

【医療トピック版】
猫の乳腺腫瘍


その他のニュースはこちら

 

 

 

 

 

窓下
診療案内   ご挨拶&コンセプト   ご来院時のお願い   当院へのアクセス
重田先生の医療トピック