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医療トピック「病気のお話」に〈猫のワクチン関連肉腫、猫のワクチン接種部位肉腫〉を更新、【HP掲示板】「猫:注射関連のお話(リンク一覧ページ)」にも、項目追加しました。

2016年07月17日


■猫のワクチン関連肉腫、猫のワクチン接種部位肉腫

まず「猫のワクチン関連肉腫」と「猫のワクチン接種部位肉腫」は、同じコトを指します。

そして「猫のワクチン関連肉腫」と「猫のワクチン接種部位肉腫」は、注射部位に発生する「非上皮性悪性腫瘍」の臨床診断名です。

組織学的には線維肉腫がその大部分を占めるのですが、平滑筋腫などもあります。

当初はワクチンとの因果関係が強く疑われていたため「ワクチン関連肉腫」や「ワクチン接種部位肉腫」と呼ばれていました。

現在ではワクチン以外の様々な薬剤の注射でも肉腫の発生が確認されており「注射部位肉腫」と呼ばれることが多いです。

ワクチン由来での肉腫発生の報告は、確率1/1000~1/10000程度と推測されています。

ワクチン接種から肉腫発生までの期間は様々で3ヶ月~3年という報告や4週~10年という報告もあります。

肉腫のタイプは局所浸潤性が極めて強く、遠隔転移も確認されている嫌な腫瘍です。


「じゃあ、どうするの?」

注射部位やワクチン接種部位に腫瘤を見つけたら、まず動物病院に連絡です。

要注意は、
[ 注射またはワクチン接種部位の腫瘤が3ヶ月以上存在する ]
[ 腫瘤の大きさが直径2cm以上になったとき ]
[ 注射またはワクチン接種後1ヶ月以上経過しても腫瘤が大きくなり続けるとき ]

デキモノは、いつ発見か、発見後変化はあるか、変化があるならどのように変化した、もしくは変化しつつあるか、の観察大切です。


「じゃあ、こんなことが起こる可能性があるなら、注射もワクチンもしなけりゃ良いじゃん?」

それは無謀です。

治療も予防もできなくなってしまいます。

御心配なのは私も理解できますが・・・イメージとしては自動車に轢かれる可能性があるから横断歩道も渡らない・・・になってしまうのでは?と、思います。

獣医師として行うべきことは、不必要な注射はしない(モチロンのロン)、なるべく筋肉注射は避ける(もしもの肉腫発生時に切除しにくいので)等の実施、注射後のチェックや問診も当然です。

お出かけ前のお天気確認は必要、でも雨が降るのは止められない、横断歩道は左右を確認してから渡るが大事・・・だとドン・ペット・クリニックでは考えています。


【HP掲示板】
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医療トピックからだと見つけにくい、見づらいとのお声もありますので、このページにも医療トピックと、ほぼ同じ内容文を記載しました。

ご覧になりやすいほうでご覧頂ければと思います。

「医療トピック」のページでの閲覧はこちら
猫のワクチン関連肉腫、猫のワクチン接種部位肉腫

医療トピック」は、他にも色々な情報を記載してます。

 

 

 

 

 

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