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医療トピック「病気のお話」に〈犬と猫の新しい腎臓機能検査「SDMA(対称性ジメチル アルギニン)」について〉更新。【HP掲示板】「シニア関連のお話(リンク一覧ページ)」にも、項目追加しました

2016年11月20日

◆犬と猫の新しい腎臓機能検査「SDMA(対称性ジメチルアルギニン)」について

今年は動物さんの医療における、わかりやすい日進月歩の紹介が続きます。

前回は「犬の慢性心不全(犬僧房弁閉鎖不全症)の外科手術」でしたし、今回は「犬と猫の新しい腎臓機能検査「SDMA(対称性ジメチルアルギニン)」、シニアの犬さん猫さんの注意したい病気の二大巨頭に新情報です。

病気自体は罹らないに越したことはないけれど、戦う手駒が増えるのは喜ばしい事です。

ということで、今回は「犬と猫の新しい腎臓機能検査「SDMA(対称性ジメチルアルギニン)」について」です。

さて、犬さん猫さんの血液からの腎臓機能検査で「SDMA」と言う新しい検査が始まりました。

SDMAは、「腎臓機能40%低下から検出可能」という超早期診断!

もちろん症状が出る前に検出できる検査です。

「従来の血液検査(CRE=クレアチニン)」では、腎臓機能の約70%強の低下で初めて検出可能になり、すでに何かしら症状が有る状態での診断となり、「SDMA」と比べると一目瞭然!

ちなみに「尿検査」では約60%の低下で初めて検出可能になります。

SDMAは40%!凄い検査です。

ここでスタッフから質問されました。

「でもさ~、腎臓って2個セットだけれど1個なくても生きていけるって有名じゃない?腎臓が1個しか無い状態=50%の機能低下ってことなんじゃないの?それなのに40%の機能低下って問題なの?」

そうとも言える・・・です。

そこで、なかなか正しい解答は難しいのですが、私なりの解釈として例を2つ


【例1】

鼻の穴も2個ですよね、そこからも空気を吸って生きています。

実は通常、鼻穴1個は、ほぼ閉塞しているそうです。

鼻穴1個ずつ順番に仕事と休業(メンテナンス)を交代で、って訳です。

こんな感じで、2個セットの部品は働いているので、40%使えないってことは、しっかり休業(メンテナンス)ができない=パフォーマンスが発揮できない=ベストでは無い、ってことです。


【例2】

筋肉トレーニングの場合、基本パターンは最大重量で3セット行いましょうって言われています。

何で3セットかというと、

まず頭の中で、1つの筋肉には2人の小人=筋くん・肉くんがいると想像します。

トレーニング1セット目は筋くん一人で頑張ります。

2セット目は肉くん一人です。

各々筋くんも肉くんも限界まで力を出し切りヘトヘトです。

そこに、さあ3セット目!

「えっまだやるの?!」って事になり、じゃあ筋くん肉くんの二人で力を合わせて頑張りましょう!となる訳です。

が、余力は残しておいた方が何かと良いので、筋くん・肉くん各々1人の能力をアップしとこうってことになり・・・で、筋肥大が起きるとなります。

これも2個で1つの能力の簡単説明になるかな。


つまり「SDMA」については、40%機能低下でも異常値ではあるが、異常値の場合は他の検査も実施し総合的に評価する必要がある検査ということです。

言い換えれば「SDMA」の結果のみでの診断ならびに治療は、ドン・ペット・クリニックでは有り得ない、ということです。

~ 余談 ~
火事場の馬鹿力やアスリートは、脳からの命令=刺激の内容やトレーニングにより1回目から筋くん・肉くんが協力して力を発揮しろよ~ができるので、結果1回目から120%の能力が出せるということだそうです。な~るほどですね。
ところで余談も余談ですが、馬鹿を漢字にすると、馬も鹿も不名誉だって訴えたくなるだろーなーと思う私です。


◆関連トピック↓

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【医療トピック版】
「腎臓機能低下」ドン・ペット・クリニック便り・腎臓偏
(含:腎臓に対する検査内容概要)



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ご覧になりやすいほうでご覧頂ければと思います。

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