お知らせ詳細

ホーム > 

ページタイトル
重田先生の医療トピック
オンラインストア動物ナビ
Twitter title
Twitter bottom
窓上

医療トピック「病気のお話」に〈犬さん猫さん、歯磨き、食べかす、歯石、歯垢、お口の臭い・・の関係〉更新しました。

2017年06月04日

◆犬さん猫さん、歯磨き、食べかす、歯石、歯垢、お口の臭い・・の関係

6月4日といえば「歯の衛生週間」、別名「虫歯予防デー」の方が馴染みがあるかもしれませんね。

さあ犬さん猫さんのお口のお話をします。


!さてまずは、クイズです!

「歯みがき」は「食べかす」取り?・・・半分は正解

「歯垢」は「食べかす」?・・・不正解

「歯垢」と「プラーク」は同じ意味?・・・正解

「歯石」は「食べかす」?・・・不正解


!ではでは、「歯みがき」は、ナゼ必要?

口腔内の衛生管理=歯周病の予防です。

犬・猫は人間と口腔内の環境が異なるため「虫歯」は、ほぼ有りません。

まあヒトで言う歯槽膿漏の予防としての「歯みがき」と考えてOKです。


!「歯垢=プラーク」とは?

「食べかす」をエサにして育った細菌の塊です。

イメージは、シンクの配水管のヌルヌルです。

シンクのゴミを毎日掃除しても排水管ヌルヌルは不思議と着くでしょ、それです。


!「歯石」とは?

歯垢(プラーク)に唾液中のカルシウム等が沈着して石灰化したものです。

歯石は表面がザラザラしているので「歯垢=細菌の塊」がさらに付き易くなるという悪循環を生じます。

歯垢→歯石、歯垢=細菌の塊は、歯肉に炎症を起こさせます。

その炎症が「歯肉炎」です。

炎症により歯肉が腫れると歯と歯肉の溝が結果的に深くなり「歯肉ポケット」が形成されます。

歯肉ポケットまで炎症が波及、進行すると「歯周炎」となり、臭い・歯のぐらつき等がおこります。


!「お口の臭い」の主体は?

細菌の代謝産物です。

歯周炎までになると細菌も沢山いるので臭いも強くなります。

口臭が強い時に抗生物質(=抗菌剤)を投与すると口臭が軽減するのは、抗生物質により細菌数が減る=細菌の代謝産物が減るからです。

歯のぐらつきは、細菌が歯を支える骨を溶かすことにより生じます。

歯が溶けるのでは無く、骨=顎骨が溶けて生じているのです→元には、もう戻りません。

すなわち、諸悪の根源は、歯石では無く「歯垢=プラーク=細菌の塊」です。


!肝心なのは!

よく歯磨き粉のテレビコマーシャルで言っている『プラーク・コントロール、口腔内の細菌のコントロール、細菌を常に減らす努力』です。

「細菌の住みか」の歯と歯肉、歯肉縁を綺麗に掃除することです。

よって、「歯磨き」は「食べかす」を除去し、かつ、歯ブラシを斜め下45度で操作して歯肉縁の「歯垢=プラーク」を除去しましょう。


※歯周病の原因は、「食べかす」では無く「歯垢」なので、「歯磨き」を食後にこだわる必要はありません、よってオヤツを与えながらの歯磨き練習は利に叶っています、安心して下さい。
「犬の歯磨き習慣ホップ・ステップ・ジャンプ!」


※歯肉縁に付着した歯石の除去には、通常痛みを伴います、よって麻酔下での処置が必要になります。ヒトの歯医者さんでの歯石除去処置中でも痛かったら手を上げてね、と言われますよね。
「無麻酔での歯石除去について」


◆関連トピック↓

【医療トピック版】
「犬と猫の歯周病(歯磨き・歯石除去・歯石・歯槽膿漏)」


【HP掲示板】
「動物さんと暮らす上での心得(公官庁・他)関連」のお話はコチラ
この↑ページはペットという新しい家族を迎えようと考えている方も、現在一緒に暮らしている方も、ここからスタート!の話を集めました(災害対策含)。
(掲示板からも閲覧できます)

【HPお知らせ版】
その他のニュースはこちら



医療トピックからだと見つけにくい、見づらいとのお声もありますので、このページにも医療トピックと、ほぼ同じ内容文を記載しました。

ご覧になりやすいほうでご覧頂ければと思います。

「医療トピック」のページでの閲覧はこちら
犬さん猫さん、歯磨き、食べかす、歯石、歯垢、お口の臭い・・の関係

医療トピック」は、他にも色々な情報を記載してます。

 

 

 

 

 

窓下
診療案内   ご挨拶&コンセプト   ご来院時のお願い   当院へのアクセス
重田先生の医療トピック