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医療トピック「ニュース&話題」追加しました。「心も空気も読める犬」です。前回の「あくびの話」の仲間的に、ちょっと楽しい話題と思いまして

2012年12月21日

医療トピックからだと見つけにくい、とのお声がありましたので、本文記載と、ここからクリックしての閲覧もできるようにしました。

今回もニュース&話題のページです。

「医療トピック」のページでの閲覧はこちら→心も空気も読める犬よろしかったらご覧下さい。

※スマートフォンご利用の方へ
医療トピック」は、スマートフォン版による反映の場合、上手く表示されない事があります。

お手数かけて申し訳ないのですが、そのような時は、PC版に切り替えての反映をおすすめします。

(スミマセン。そのうち医療トピックの中も整理して、読みやすくしたいと思っているのですが・・・)



■ 心も空気も読める犬


今回は、朝日新聞2012/06/25科学ページ(古い話になりますが)からの、ちょっと楽しい話題だなぁと思ったものを書きます。


チンパンジーとイヌで、〈食べ物が入っている、中身が見えない入れ物〉と、〈食べ物が入っていない、中身が見えない同じ入れ物〉を見分ける実験をしたら、片方を人間が振って音がしなければ、チンパンジーは「もう片方にあるはず」と理論的に判断して正しく見分けられるが、イヌはその見分けが苦手。

ところが、人間が〈食べ物が入っている、中身が見えない入れ物〉を「こちらだよ」と、入れ物を振らずに(音を出さずに)指差しで教える方法だと、イヌは簡単にこなし、利口なはずのチンパンジーは上手くできない。

また、指差しで、〈食べ物が入っている、中身が見えない入れ物〉を選ばせる事を、繰り返し練習したイヌに、逆〈食べ物が入っていない、中身が見えない同じ入れ物〉を指差すと、そのイヌは混乱して、間違えたり、選ばなくなったりするが、指示をする人間を違う人間に交替して、練習の時と同じく、〈食べ物が入っている、中身が見えない入れ物〉を指差しすると、指差しに従い正しく選んだ。

この結果から、イヌは、間違った指示をされたことに対し、指差しという「動作」自体を信じられなくなったのではなく、誤ったことをする「その人、個人」を信じられなくなったと解釈できます。

イヌは、この人は信頼できる、できないという、社会的な判断をしている可能性があり、他者の顔色をうかがって心を読むような社会性があるようです。


それから、よく聞く体験談で、「悲しいことがあって落ち込んでいたら、イヌが慰めに来てくれた」というのがあります。

はたして本当にイヌが飼主の感情に共感し、「慰めに来る」事ができるか?

検証方法は、飼主に楽しいビデオと悲しいビデオを見せて、どちらの時にイヌが注意を向けるかを観察してみたそうです。

飼主の気持ちを理解して「慰めに来る」のであれば、悲しいビデオを見ている時、イヌは、より注意を向けるはず、、、。

結果は逆でした。

楽しいビデオの時の方がイヌは飼主を長く見つめました。

その結果より「落ち込んだ飼主より、遊んでくれそうな楽しい気分の飼主の方が好きなのではないか」と考えられる、感情そのものを理解できるかどうかはともかく、飼主の感情による状態の違いがわかるのは確かであるらしいと結論できる、と述べていました。


また別の研究から、2次元の画像や足音からも飼主を見分けられること、顔や声で性別も区別できていることも確かめられたそうです。



あくびの時にも書いたけれど、やっぱり犬さんって『人間に対する一定の共感能力を発達させた可能性』がある種なんですねぇ。

それにしても指差し実験の時の、「こいつは危ない。だまされねーぞ。」って声が聞こえてきそうです。

普段の診療時もそんな声が聞こえてきそーな場面が、、、

 

 

 

 

 

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